私が投資を始めた理由

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私が投資を始めた理由

「投資をしてみたいけど怖い。」「投資って勉強が大変そう。」と投資について興味はあるけど、なかなか一歩が踏み出せない、という方は少なくないと思います。そんな方に向け、私が投資を始めた理由を紹介しようと思います。

ここでは投資をオススメするわけではありません。やはり、リスクはつきものですので、投資を始めるには自己責任でお願いします。

ただ、投資をするのに何か正当な理由があった方が始めやすいという方に、私が始めた理由を紹介し、共感頂ければ、投資の初めの一歩が踏み出しやすくなるのかなと思います。

ちなみに私はファイナンシャルプランナーとして投資や生活周りのお金について、ある程度の知識がありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

投資とは?

投資とは…
利益を得る目的で、資金や時間を費やすこと

お金だけでなく、健康やスキルアップにも自己”投資”って言葉を使ったりしますよね。

経済の将来性への不安や病気予防のための”保険”とも言い換えることができるかもしれません。

お金を賭け遊戯をたしなむギャンブルとは全くの別物で、ギャンブルは一時的な利益を得ることを目的としています。

投資はあくまで長期的に見た利益の獲得を目指しています。

なぜ”今”投資が必要なのか

では、なぜ”今”投資が必要と感じるのかを説明していきます。

将来的に始めるのではなく、早い方が良いと感じた要因は以下です。

  • 寿命の増加
  • 生涯年収の減少
  • 消費税の増加

一つずつ説明していきます。

寿命の増加

現在の20歳の世代は平均寿命が100歳を超えると言われていきます。
平均で100歳ですよ。すごいですよね。100年あれば何でもできる!

しかし…

長生きできる反面、お金の心配がでてきますよね。

平均寿命が高くなると聞いて、まず皆さんの多くが懸念されているのは年金だと思います。

「年金払ってるけど貰えないんじゃないの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

私の考えでは年金は無くなりはしません。

無くなりはしないのですが、受給額の減少、受給年齢の引き上げは起こりうる可能性は高いと考えています。

払った分が丸まんま返ってくるとは思わない方が良いかもしれませんね。

また、受給年齢の引き上げについて触れましたが、これは働く時間が伸びる可能性が高いことを意味しています。

今の定年は60歳~65歳の会社が多いと思いますが、これが70歳、80歳と伸びる可能性があるということです。

未だ多くの方が65歳が定年で、定年後のためにどのように貯金しようかと考えているかと思いますが、実際は定年が後ろ倒しになっていくと私は考えています。

もし定年が後ろ倒しになるのなら、健康の重要性が増すこととなります。

20歳前後から働き始めて80歳までの労働人生で、果たして健康を維持できるのでしょうか。

厳しいと答える方は多いと思います。

では、どうした健康維持できるでしょうか。

私の考えは休息期間が必要になると思います。
つまり、老後以外にも、休むための貯金が必要となってくるのではないでしょうか。

そうなってくると老後までに貯金なんて悠長なことは言ってられず、今すぐにでもお金の準備が必要なのではないかなと思います。

生涯年収の減少

次に気にしなければならないお金として、生涯年収を上げます。

一般的なサラリーマンとして働くのであれば、生涯年収が減っているという結果は無視できません。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構のユースフル労働統計によると、ピーク時から3000万円ほど減っています。※ただし、これは60歳まで働いたとして計算されています。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究・研修機構(JILPT)は、労働に関する総合的な調査研究や情報・資料の収集・整理を行いその成果を広く提供するとともに、成果等を活用して労働関係事務担当職員等に研修を行う厚生労働省所管の独立行政法人です。

老後2000万円問題とか言いながら生涯賃金が下がっているんだから余計苦しいですよね。

だからこそ、少しでも給料以外の所得を増やしておかなければならないと考えました。

消費税の増加

1989年以降、消費税が導入されどんどん増税されていますよね。
この増税はどこまで続くのでしょうか。

1989年 3% 消費税導入 
1997年 5%
2014年 8%
2019年 10%

私は20%までは少なくともあがるのではないかと考えています。
20%の根拠はIMF(国際通貨基金)が日本国に提言している数字です。

これは高齢化のコストを賄うための税率だと言われています。

IMFは2030年までに15%、2050年までに20%と言っています。

消費税は日本に住んでいる住人全員が一律の割合で払っているため、高所得者だろうが、低所得者だろうが、同じものを買えば同じ分だけ払わなければなりません。低所得者には非常につらい税金です。

ここまででこれからの若い世代がどんだけ金銭的に厳しい状況に置かれるかご理解いただけたでしょうか。
私は以上の理由からなるべく早くから少額でも投資を始めようと考えました。

預貯金ではダメ?

預貯金ではダメ?という指摘もあるかとは思いますが、人によると思います。
リスクをどう捉えるかは人それぞれだと思うからです。

私は投資を選びました。

単純に預貯金を選ばなかった理由は、預けていて増える時代は終わったと思うからです。

預けていて増えるなんてことがあるの?と思っている方もいるかもしれません。

預けるという漢字を使っていますが、厳密には貸しているのです。

貸しているからには利子がもらえるのです。

実は1990年代はこの利率が2%もあったのです。

では、現在はどうでしょう。

0.001%

驚愕し過ぎて笑っちゃいます。

現在の中高年の方がお金を銀行に預けてた意味がわかりますよね笑

そのくせ、家のローンは0.4~1.0%、奨学金も0.5%前後と利子がとられており、車のローンに至っては2%前後も利子を取られています。

しかも全部複利です。

預貯金の利子とバランスがとれてないですよね。

以上の理由に加えて、コロナウイルスの影響で、各国がかつてないほど大胆に経済政策を実施しています。
コロナ終息後に世の中にお金が出回りすぎ、お金の価値(希少性)が減ることが懸念されます。

つまり、インフレです。

以上より、経済に連動した、株式や債券に投資した方が良いのかと考え、私は投資を選びました。

私が始めた投資

ここまで私が投資を始めた理由を説明してきましたが、最後に私が始めた投資を紹介します。

投資で利益を得る手法は、主に以下2つがあります。

  • インカムゲイン
  • キャピタルゲイン

インカムゲインというのは、利子や配当による利益で、

キャピタルゲインというのは売買した時の金額差で得る利益です。

私は第一に、インカムゲイン、キャピタルゲインのどちらでも収益を見込める株式の中長期投資を始めました。
いくつかの個別銘柄、インデックスファンドに分配して投資しています。

株式はNISAなどの税制優遇があるのも魅力です。

第二に、キャピタルゲインがメインのFXの短期トレードを始めました。
こちらは、はっきり言って読みで勝つことは不可能で、ギャンブルに近いです。他の人へお勧めできません。
こちらで資産を増やそうと思ったら、資金管理が重要となってくるのですが、かなり深い内容となりますので別の機会にお話しさせて頂ければと思います。

第三に暗号資産(仮想通貨)の長期保有です。
こちらはまだ黎明期で適正価格がいくらかなんてことはわからないですが、ブロックチェーンという技術の将来性に惹かれ、投資しています。こちらはたぶん10年は保有すると思います。

色々始めましたが、実際にどれが良い悪いは言えません。人によって合う合わないがあるからです。

私も始める前は恐怖がありましたが、始めてしまったら、なんちゃない。始めてからの方がガンガン勉強して、より詳しくなっていきました笑

先んずるものは勉強ではなく行動ですね。

他にもCFDとか不動産売買とかも興味はあるのですが、安定した利益を出せるようになってから次に進もうと思います。

最後に

冒頭でも申し上げましたが、今回はあくまで私が投資を始めた理由であって、皆さんに強制するつもりはありません。

リスクはありますし、皆さんのお金に責任が持てないからです。

ただ、こういう考え方もあるんだなとお役に立てればと思います。

皆さんがより良い選択をすることを祈っています!

では、また!

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