漫画・アニメから学べるビジネス勘
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
October_Sheepです。
今回は「これはお前の趣味だろ」と聞こえそうな内容ですが、ビジネスを行うにあたって、何からでも学べる姿勢というものは必要だと思っています。
好きなことから学ぶことができれば長期的に努力を続けることも可能ですし、成功も多くなると思います。
今回はビジネスアイデアに困っている人や、何から着想を得ていいかわからない人に向け、こういう視点で漫画・アニメを見るだけでも思わぬ発想があるよってことを紹介しようと思います。
若干のあらすじ程度のネタバレはありますのでご承知おき下さい。
なぜ漫画・アニメ?
なぜそもそも私が漫画・アニメから学ぼうと思ったのか。
それは最近の流行りだからです。
昨今の鬼滅の刃しかり、多くの国や年代で多くの漫画・アニメが流行っています。
ひと昔前は漫画やアニメってオタク趣味ってイメージがありましたけど最近ではそうでもないですよね。
なぜ昭和や平成ではオタク趣味と捉えられがちだったかについては、個人的な考えにはなりますが、漫画やアニメの内容がリアル社会での再現性がなかったからなのではないかと考えています。
つまり、現在アニメが流行っているのは現実での再現が可能になっている、という技術的な発展が背景に、漫画・アニメを許容する流れが出来つつあるのではと考えています。
現在は10年前と比較するだけでもテクノロジーの変化は凄まじく、漫画・アニメやゲームの世界を再現するのもVR(仮想現実)やAR(拡張現実)で一部可能となっています。
そう考えると漫画やアニメはオタク趣味というだけでなく、今後の文明の発展の参考となる可能性も考えなければいけないのではないかというのが私の考えです。
厨二病こそ世界を牛耳る可能性を秘めていると言っても過言ではないでしょう。
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そうです。私のこじつけです。漫画・アニメが好きなだけです。
ですが、先ほど述べたことがあながち全て間違いというわけではないと思っています。
漫画やアニメから学べる発想や思考法はたくさんあります。
今回はその一例をご紹介したいと思います。
漫画・アニメから学べる発想法
漫画・アニメの内容からや、構成から学べることをピックアップしました。
挙げ始めたらキリはないんですが、自分が特に印象に残った3つに厳選して紹介します。
【日常】囲碁サッカー部
日常系アニメの代表作、あらゐけいいち作のギャグマンガ、「日常」。
個性的な高校生たちの、平凡かつ非平凡といった二律背反を絶妙に融合させたギャグセンス抜群のアニメ。
この作中に囲碁サッカー部という部活が登場します。
この部活、作中では、囲碁とサッカーを掛け合わせた全く新しいスポーツを作ろうということで立ち上げたのですが、結局何もルールが思い浮かばず単なるレクリエーション部となってしまっています。
しかし、この部活に意味を持たすことが出来たらどうでしょうか。
アイデアは非常に斬新。文科系と運動系のどちらにも属することとなり、裾野を広げることは可能かもしれません。今まで誰も考えてこなかった組み合わせに意味を後付けするというのはアイデアの発想法として案外あっているのかもと思います。
私が”囲碁サッカー”にあえてルールを作ってみました。
碁打ち担当が囲碁を打ち、サッカープレイヤーが碁盤に見立てた正方形内でサッカーを行い、囲碁で相手陣が確定したエリアは場外扱いとするという囲碁とサッカーを連動したゲームです。
あまり面白くなさそう。。。
ただ、私が言いたいのは組み合わせの相性を先に決めつけず、とりあえず何か組み合わせた後に意味を持たせようと考えるのも発想法としてはありだということです。
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【炎炎ノ消防隊】能力
大久保篤によるバトルファンタジー作品「炎炎ノ消防隊」。
”焔ビト”とよばれる人体発火現象から生まれる怪物を”特殊消防隊”と呼ばれる能力者たちが戦い、平和の維持や人体発火の要因を探求していくという物語です。
ここで、注目すべきは能力が全て”炎”にまつわるモノということ。
The・集中戦略
バトルものあるあるは多種多様の能力(火、水、木、土、光、闇など)で構成されており、実際この設定は飽きたよーって方は少なくないでしょう。
このあるある設定だとほんと何でもありになりがちで、後付け設定やんと思うこともしばしば。
そこで一つのモノだけに注目し、幅を持たせるという集中戦略。
個人的にはよく炎だけで能力の幅を持たせたな~と感嘆しました。
ここから私が学んだことは、同じものでも使用用途を限定せずに考えると、今まで当たり前と思っていた使い方以外も思い浮かぶのではということです。
例えば、皆つけているマスク。簡単に思いつくものを並べてみます。
- コロナ対策
- おしゃれの一環
- 眠たくなったらアイマスク
- 口臭ケア用品
- 速乾素材にしてハンカチの代わり
- 範囲を広げてネックウォーマー
挙げ始めたらキリないですが、ひとつのモノを取り上げても使用用途に幅を持たせることで、新たなアイデアが思い浮かぶのではないでしょうか。
炎炎ノ消防隊 1 週刊少年マガジンKC / 大久保篤 オオクボアツシ 【コミック】
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【ヒカルの碁】ストーリー
ほったゆみ(原作)、小畑健(漫画)による囲碁を題材とした主人公の成長物語を描いた作品。
主人公”進藤ヒカル”がある日、倉庫で古びた碁盤を見つけ、その碁盤に憑いていた平安時代の最強棋士”藤原佐為”と出会い、佐為に打たせるだけでなく、ヒカルも成長し、プロを目指していくというストーリー。
一時は囲碁ブームを引き起こした火付け役。
この漫画のすごいとこはズバリ最後まで読んでも囲碁が理解できないのに面白い。
すごくないですか?
全23巻も囲碁を題材にして描いているのに囲碁の事がほとんど理解できないまま。でも最後まで面白いんです。
何がこんなに面白いのか。
個人的な見解は、幽霊である佐為と心の中で会話しているので主人公の心理状況に自分を重ねやすく、のめり込んじゃうのかな、とか推測してみます。
ここで学んだことは題材が何であっても、プロモーションがすごいと売れるということです。
メジャーな野球やサッカー、バスケはすごさを演出するのは簡単だと思います。なぜなら多くの人がルールを知っているからです。その分、競技人口の伸び率は比較的小さいです。
その点、囲碁はスポーツのような華やかさがないため、ルールを知らないだけでなく、興味も持たれることも少なく、また存在すら知らない人もいるかもしれません。そういう人たちを一気に取り込めると競技人口は爆増します。
ヒカルの碁を読んだだけでは囲碁はほぼ理解できないのに、囲碁ブームが起きたのは、囲碁に対して認知・興味・関心・共感とプロモーションに必要な要素が諸々含まれているからではないでしょうか。
囲碁ブームは一過性のものとはなってしまいましたが、研究していけばセールスの教科書として学べることは多々あると思います。
ヒカルの碁 1/ほったゆみ/小畑健【合計3000円以上で送料無料】
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まとめ
今回は発想法について漫画・アニメからも得るものがあるということを紹介しました。
私個人が勝手に解釈し、学んだことなので、他の方々の見解とは異なっているかもしれませんがその点はご容赦下さい。
今回は私の趣味でアニメからとしましたが、ドラマからでもいいと思いますし、映画からとか、ファンタジー小説からなんてのもあると思います。
ストーリーを楽しむことも大事ですが、どうせ好きなら堪能し尽くすくらい学びを見つけてもいいのではないでしょうか。
好きなことで学べれば最高だと思います。
皆さんアニメを見ましょう!
ではまた!
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